家庭内で水虫菌が多い場所トップ5
夏場は水虫が大繁殖しやすい時期です。
今頃対策をされている方は多いでしょうね^^
しかし、対策が必要なのは夏場だけではありません。
確かに冬に近づくほど水虫の繁殖は抑えられてきますが、
現代はエアコンなどで室内の温度を調節できるので、死滅させているわけではありません。
ここで油断しているから、治したはずの水虫や爪水虫が夏場になって再発ということになるんですね^^;
では、どのようなところに水虫菌が多いのか、トップ5を見てみましょう。
5位:和室の畳
畳の材料であるイグサには雑菌の繁殖を抑える作用があります。
その為、フローリングの家庭が増える中、水虫予防として再注目されている畳ですが、
日々の清掃を怠るとその効果も半減します。
水虫菌は人間の垢をエサにしているので、イグサの効果で増殖は抑えられるかもしれませんが、汚くしているとそのままたまり場にもなりかねません。
キレイにしているとイグサの抗菌作用を最大限に発揮できますので、
畳はいつもキレイにしておきましょう。
4位:フローリング
フローリングは一見、水虫菌が繁殖しにくいように思えるのですが、実は付着しています。
フローリングがキレイな状態の場合、水虫菌は2週間ほど生き続けるんです。
さらには、足の垢など、餌になるものがあると半年は生き続けます。
フローリングは畳と違って抗菌作用はないので、繁殖する可能性があります。
3位:お風呂の洗い場
高温多湿のお風呂の洗い場は白癬菌が繁殖する条件が整っています。
足をキレイに洗ったとしても、洗い場でまた感染する可能性があるので、
洗い場の掃除もこまめに行いましょう。
2位:トイレのスリッパ
トイレのスリッパは足を直接入れるところであり、湿りやすいところでもあります。
家庭に水虫の方がいる場合は、感染の可能性が非常に高いです。
こまめな洗濯と乾燥が大切です。
1位:お風呂の足ふきマット
トイレのスリッパ以上に湿っているのがお風呂の足ふきマット。
水を使った後に拭くので、十分な水分が含まれます。
その上乾燥も遅いので、最も感染しやすいところといってもよいでしょう。
家庭内に水虫感染者がいる場合は、別でマットを用意した方がよいです。
以上が家庭内で水虫菌の多い場所トップ5でしたが、
予防策として共通するのは、こまめな清掃と乾燥です。
水虫菌とその餌となる垢を洗い落とし、繁殖条件になっている湿気を避けることが重要です。
しかしこれはあくまで家族にうつさないための、
そしてこれ以上繁殖させないための予防策で、
根本的な解決法ではありません。
水虫にかかっている人は治療が必要です。
お医者さんに診てもらうか、水虫専用の薬「ラミシール」や、
爪水虫専用の塗り薬「DrGsクリアネイル」などできちんと治療を行いましょう。